――髪は「健康」と「魂」のバロメーターだった?
「最近、髪が細くなってきた気がする…」
「抜け毛が増えてきてちょっと心配…」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
年齢やストレス、生活習慣の影響で、髪の悩みを感じる人は少なくありません。私もそのひとりです。
でも、薬や高額な育毛剤に頼るのはちょっと気が進まない…
そんなとき出会ったのが、エドガー・ケイシー療法による育毛法でした。
驚いたのは、ケイシー療法では髪の問題を「ただの見た目」や「老化現象」としてとらえていないこと。
**髪の毛は、からだ全体の健康状態や、内臓、さらには魂のバランスまでも映し出す“バロメーター”**として考えられているのです。
髪は“体の内側の鏡”だった
エドガー・ケイシーは、20世紀アメリカで活躍した“眠れる預言者”と呼ばれる人物で、トランス状態で語られた健康アドバイス「リーディング」が今も世界中で研究・活用されています。
彼のリーディングの中で育毛に関するものもいくつか存在し、そこには驚くほど自然でシンプルな方法が紹介されています。
ケイシーは、髪の問題の多くは「頭皮の血行不良」と「毒素の排出不足」、そして「栄養のアンバランス」に原因があると考えていました。
つまり、髪の毛を生やすには、まず内臓を整え、血流を改善し、体の巡りをよくすることが大切だというわけです。
ケイシー流・自然な育毛アプローチ
では、実際にケイシー療法ではどのような育毛法がすすめられていたのでしょうか?
代表的なものをいくつかご紹介します。
① ひまし油湿布で“内臓の元気”を取り戻す
ケイシー療法の代表的な健康法であるひまし油湿布。
お腹に温めたひまし油をあてることで、肝臓やリンパの働きを助け、体の解毒力(デトックス)を高めるとされています。
「髪の毛とお腹? 関係あるの?」と思うかもしれませんが、ケイシーは体内に毒素が溜まると血液が汚れ、それが毛根にも影響すると考えていました。
体の内側をキレイにすることが、育毛の土台になるというのです。
週に数回、30〜60分ほどお腹にひまし油湿布をあてるだけでOK。
気持ちも落ち着いて、ストレスケアにもなるのが嬉しいところです。
② オイルマッサージで頭皮の血流改善
ケイシー療法では、頭皮へのマッサージもとても重視されています。
特におすすめされているのが、「オリーブオイル」や「アトミック・アイオダイン入りのオイル」でのマッサージ。
指先で優しく円を描くようにマッサージしながら、頭皮にオイルをなじませていきます。
このとき、単なる物理的刺激だけでなく、**「血液と神経の流れを調える意識」**をもつとより効果的だとされています。
寝る前に5分だけでもいいので、リラックスしながら習慣にするのがおすすめです。
③ アルカリ性中心の食事と水分補給
ケイシーは「体内のpHバランス」がとても重要だと考えていました。
髪に悩みがある人には、酸性に傾きがちな食生活(肉・砂糖・カフェイン中心)を見直し、アルカリ性食品(野菜・果物・全粒穀物など)を意識的にとるようすすめています。
また、良質な水をしっかり飲むことも大切。
体の“巡り”を良くすることで、毛根に必要な栄養も届けられるからです。
髪のケアは“魂のケア”でもある
ケイシーの言葉で印象に残ったのが、
**「髪は魂のエネルギーの表現でもある」**という考え方。
ただ髪があるかないか、美しいかどうか、という外見の話だけでなく、
「いかに自分と調和して生きているか」が、髪の状態にも現れるというのです。
日々のストレスや怒り、悲しみといった感情を長く抱えていると、それが血流やホルモンバランスに影響し、髪に変化が起きる。
だからこそ、心を整えること、魂と向き合う時間を持つことも育毛の一部と考えられているのです。
やさしく、気持ちよく、毎日を整える育毛法
エドガー・ケイシーの育毛法は、いわゆる「○○を塗れば生える!」といった即効性をうたうものではありません。
でも、だからこそ安心して、長く続けられます。
そして何より、髪のことだけでなく**「自分を大切にする生き方そのもの」**につながっていくところが大きな魅力です。
髪の悩みがある方はもちろん、
ストレスを感じていたり、内側から整えたいと思っている方にとっても、
このケイシー流育毛法はとてもやさしい入口になるはずです。
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