「引き寄せの法則」に出会ってから、私の人生は確実に変わりました。思考や言葉の力を意識するようになってから、現実が少しずつ前向きな方向へと変わっていくのを実感しました。それまで当たり前のように抱えていた不安や迷いが軽くなり、心にゆとりが生まれる。そんな体験が重なり、この法則は決して「ただのスピリチュアルな考え方」ではなく、実際に人生を変える力を持っているのだと私は信じるようになりました。
霊的な世界への抵抗がなくなった
引き寄せを実践していく中で、私の中で大きな変化がありました。それは「霊的な世界」に対して、以前のような抵抗がなくなったことです。目に見えるものだけが真実ではなく、私たちの意識や心の持ち方が現実に大きく作用している。その事実を体感することで、自然と「人の理解を超えた世界」へも心を開けるようになったのです。
そこからは、関連する本を読み漁ったり、自分の体験を通してその世界を少しでも理解しようと努めました。私にとって、それは怖いものでも怪しいものでもなく、「人生をより良くするための叡智」として受け止められるようになったのです。
友人に伝えたいという思い
そんな中、昔からの友人に「このことを伝えたい」という気持ちが芽生えました。彼は仕事や人間関係で悩みを抱えているように見え、少しでも楽になってほしい、人生がよくなってほしい──ただそれだけの思いでした。
私は、自分の体験を交えながら、引き寄せの法則やそこから広がったスピリチュアルな気づきについて話しました。「感謝することで現実が変わったこと」「思考を切り替えたことで人間関係が良くなったこと」など、実際に私が体験したことを正直に伝えました。
しかし受け入れられなかった
けれど、彼の反応は私の想像とはまったく逆でした。
彼は私の話を聞いて、強い嫌悪感を示したのです。「そんなのは非科学的だ」「現実逃避じゃないか」と。彼にとって、引き寄せや霊的な話は到底受け入れられるものではなかったようです。
その瞬間、私はとても悲しく、ショックを受けました。大切な友人だからこそ分かち合いたかったのに、その思いが逆に溝を生んでしまったのです。結局、私たちはその出来事をきっかけに少しずつ距離ができ、今では疎遠になってしまいました。
この経験から学んだこと
この体験を通して、私は大切なことに気づきました。それは「自分にとって真実だからといって、相手にとっても真実とは限らない」ということです。たとえ自分の人生が良い方向に変わった方法であっても、それを受け入れるかどうかは相手の自由なのだと、ようやく理解しました。
私は善意で伝えたつもりでしたが、相手にとっては押し付けに感じられたのかもしれません。思えば、私自身も以前は「スピリチュアルなんて怪しい」と思っていた時期がありました。だから彼の反応も、今となっては自然なことだったのかもしれません。
今はただ感謝している
友人とは疎遠になってしまいましたが、私はその出来事にも感謝しています。なぜなら、その経験を通して「相手の選択を尊重する」という大切な姿勢を学べたからです。
引き寄せの法則は、自分が実践して幸せを感じるだけで十分価値のあるものです。誰かに無理に理解してもらわなくても、私の人生はもう大きく変わりました。そして、今でもその恩恵を感じ続けています。
まとめ:自分の人生に集中すること
引き寄せの法則や霊的な気づきは、誰にでもすぐ伝わるものではありません。それは人によってタイミングがあり、心の準備ができたときに自然と受け取れるものだと思います。
だからこそ私は、これからは「相手を変えること」ではなく「自分がどう生きるか」に集中していきたいと思っています。自分の心を整え、感謝を持って日々を過ごす。その姿を見て、もし誰かが「何か違うな」と感じてくれたら、その時に自然と伝わっていくのではないでしょうか。
友人との出来事は悲しいものでしたが、私にとっては大きな学びでした。そして改めて、引き寄せの法則に出会えたこと、人生が変わったことに心から感謝しています。
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